JetBが「消費者が生成AIに求めている機能に関する調査」を実施

生成AIで効率化したい業務「書類や文書の作成・確認」

業務効率化ツールとして世界中で生成AIに注目が集まる一方で、日本での導入率は依然として低いことが、MicrosoftとLinkedinによって2024年5月に発表されたデータ『2024_Work_Trend_Index_Annual_Report』で分かっている。

このままAI活用が遅れれば、日本の世界的な競争率が低下する可能性があるため、JetB株式会社(以下、JetB)はその導入が進まない理由について早急に究明すべきと考え10月24日に、全国の経営者・役員・会社員100人を対象に「消費者が生成AIに求めている機能に関するアンケート調査」を実施。その結果を11月21日に発表した。

同調査で『今後生成AIを使って効率化したい業務』について質問したところ、「全体的な業務」が全体の11%、「書類や文書の作成、確認」が10%、「その他の業務」が9%、「顧客対応」が6%などといった結果が得られている。

「書類や文書の作成、確認」と回答した人からは、“見積書の自動作成”や“契約書のチェックなど”といった意見もあり、「顧客対応」に関しては“顧客の質問への自動回答”や“問い合わせ対応”などといった声も寄せられた。

生成AIを導入した目的1位は「社員の業務効率化」

『生成AIを導入した目的』について聞くと、「社員の業務効率化」が全体の37.5%で最も多く占め、次いで「カスタマーサポート」が25.0%、「社内ヘルプデスク」が21.9%などとなった。

こういった結果から、トレンドに敏感な企業は既に生成AIを活用し、さまざまな業務を効率化させていることが分かっている。

その一方で、JetBによればAI導入が遅れている原因として企業が最新のAI技術を認知していないことが推察され、導入率を上げるために、まずはAIリテラシーの向上を図ることが重要だとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

JetB株式会社
https://jetb.co.jp/

JetB株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000010333.html

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