弁護士ドットコムが福島県会津美里町に「クラウドサイン」を導入｜レスペーパーJP

2023.07.13 レスペーパーNEWS

福島県では初めての電子契約サービス導入事例に

弁護士ドットコム株式会社が、同社の契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を福島県会津美里町に導入したと、7月7日に発表している。

福島県会津美里町では、「会津美里町地域情報化推進計画」を策定。ICTの効果的かつ効率的な利活用によって、行政サービスの向上などに取り組んでいるが、その一環として今回「クラウドサイン」の導入に至った。

福島県では初めての電子契約サービス導入事例となっており、契約業務全般をデジタル化し、書類による対面業務をなくすことで、住民と自治体職員の利便性向上などにつなげる。また、建設・土木事業者においては、契約業務の効率化やコスト削減も見込まれている。

契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」

「クラウドサイン」は、従来契約作業で必要だった紙と印鑑を、クラウドに置き換えてオンラインで完結させられる契約マネジメントプラットフォームだ。郵送代・紙代・インク代のほか、印紙代も削減でき、事務作業にかかっていた間接的なコスト削減にも寄与する。

また、メールアドレスで認証するため、特別な準備などは一切不要。取引先が多いケースでもすぐに利用が可能。約1,000件の同意書をほぼ100％電子化しているりそなデジタルハブ株式会社や、押印が必要な書類の60％を電子化したメディカルシステムネットワークなどを含め、導入者数は既に250万社以上となっている。自治体に関しては、青森県庁や秋田県庁なども導入・運用中だ。

福島県では同契約マネジメントプラットフォームにより、契約事務が大幅に簡素化できるほか、ペーパーレス化の推進にも寄与できることなどを挙げ、今後も失敗しないDXとして電子契約の取り組みを進めていく意向を示している。

（画像はプレスリリースより）