GVA TECHの契約書管理システム「GVA 契約書管理」が電子帳簿保存法に対応

GVA TECH株式会社（以下、GVA TECH）が、同社が展開する契約書管理システム「GVA 契約書管理」を電子帳簿保存法に対応させたと6月19日に発表している。

「GVA 契約書管理」は、生成AIを活用することでアップロードした契約書から自動で項目抽出を行い、管理台帳作成や更新期限の通知を実施する契約書管理システムだ。契約書と並べて抽出項目が表示され、一覧で取引先名や締結日、契約終了日などの確認も可能となる。

改正された電子帳簿保存法では、企業が各国税関係書類を電子データで保存することが認められた一方で、電子取引記録の保存や電子帳簿の管理に関する要件が強化された。

そこでGVA TECHが今回、電子帳簿保存法の要件を満たさない場合にアラート表示する機能を同契約書管理システムに追加。帳簿との相互関連性を保持できる「管理項目への追加機能」と合わせることにより、同法への対応を可能にした。

今回追加された機能により、「GVA 契約書管理」の契約書管理画面では、電子帳簿保存法のスキャナ保存要件を満たしていないことが示されるほか、紙の契約書をスキャンして取り込んだ際には、正しい解像度や色調、大きさなどの再設定、書類の再アップロードが可能となる。

また、契約書ファイルのアップロード日時や削除日時が表示され、より万全に訂正削除の履歴確認ができる。

なお、同契約書管理システムには前述の機能以外にも、更新確認設定されたメンバーに通知メールを自動送信する「更新の自動通知機能」、主要項目での絞り込みやキーワード検索ができる「高度な検索機能」、「同一の取引先を紐付け候補として表示する機能」などが備わっており、クラウド上で契約書の一元管理が可能。

紙の帳簿管理にかかる手間やコストを削減し、法務業務の効率化と透明性の向上に寄与する。

（画像はプレスリリースより）

GVA 契約書管理
https://gvamanage.com/lp/gva-contract-management/

GVA TECH株式会社のプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000033386.html