「製造業の働き方調査」を実施、理想の働き方「リモートワーク」には「DX」が必要

「ハイブリッドワーク」が22.6%にとどまる結果に

キャディ株式会社が5月17日から5月24日にかけ、製造業(日用品、製紙・パルプ、石油製品、AV・家電・電気機械器具、コンピュータ、自動車・輸送機器、鉄鋼業)で勤務している509人を対象に「製造業の働き方調査」を実施。その結果を6月18日に発表している。

同調査で『どのような働き方をされていますか?(単数選択)』と質問したところ、「毎日出社して業務を行う」が全体の73.7%、「出社とリモートワークのハイブリッド」が22.6%、「フルリモートで業務を行う」が3.7%という結果が得られている。

また、『成果を最大化するため、どの働き方が自身の理想だと感じますか?(単数選択)』と聞くと、「毎日出社」が48.7%、「出社とリモートワークのハイブリッド」が34.6%、「フルリモート」が7.3%などとなった。

「毎日出社して業務を行う」が73.7%だったことから、理想と現実の働き方にギャップが存在することが分かっている。

リモートワーク環境整備で最も必要なのは「DX」

『リモートワーク環境整備のために、最も重要だと思うものを1つ選択してください(単数選択)』としたところ、「デジタルツールの活用(DX)」が23.6%で最多。「経営陣の意識変革」が19.1%、「ルール整備」が11.6%などとなっている。

また、『リモートワークで企業の競争力にどのような影響力があると考えますか?(単数選択)』と聞くと、全体の35.0%が採用力について「上がる」と回答したことが分かった。

更に『働き方の環境整備以外で、組織の成果最大化のために必要だと思う施策があれば教えてください(複数選択)』とすると、「人手不足の解消・充足」が最も多く43.0%。

次いで「デジタルツールによる生産性向上(DX)」が37.3%、「人工知能の活用による標準化・生産性向上」が25.5%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

キャディ株式会社 プレスリリース
https://caddi.com/press/20240618/

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