AI insideが「製造業の受注業務における紙書類の利用状況調査」を実施

73.3%がFAXによる書類の受領があると回答

AIプラットフォームを提供するAI inside株式会社が6月5日から6月6日にかけ、製造業に勤務する受注業務担当者329人を対象に、「製造業の受注業務における紙書類の利用状況調査」を実施。その結果を8月29日に発表した。

同調査で『紙ベースでやり取りがされている書類を教えてください(複数回答)』としたところ、「納品書」が60.5%で最多。「請求書」が56.5%、「発注書」が51.7%などと続き、「全くない」は2.4%となった。

「全くない」以外を回答した人に『現在、FAXによる書類の受領が発生している業務はありますか』と聞くと、「かなりある」が全体の25.9%、「ややある」が47.4%で、全体の73.3%においていまだにFAXによる書類の受領があることが分かっている。

「かなりある」や「ややある」と回答した人に、『FAXで受領した書類の内容をどのように受注システムに入力していますか』と質問すると、「手入力している」が全体の60.4%、「システムによって自動入力がされている」が34.0%などという結果が得られた。

88.4%がFAXでのやり取りをやめたいと回答

前述の質問で「かなりある」や「ややある」と回答した人に、『FAXでのやり取りをやめたいと思いますか』と質問したところ、「非常にそう思う」が36.9%、「ややそう思う」が51.5%となった。

「非常にそう思う」や「ややそう思う」と回答した人に、『やめることができない理由を教えてください(複数回答)』と聞くと、「取引先がFAXを利用しているため、他のツールに移行できない」が最も多く63.0%。

「効果的な代替ツールがない」が32.2%、「手書きの書類が多く、FAXの方が楽に送信できる」が30.3%、「システム変更にかかる総合的なコスト・手間が大きい」が29.3%などといった結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

AI inside株式会社 プレスリリース
https://inside.ai/news/2024/08/29/fax-based-orders/

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