Sansanが「企業の契約実態調査」を実施

59.8%が「違反を経験・見聞きしたことがある」

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社が7月29日から8月1日にかけて、営業や経営企画などビジネス部門(法務・総務・経理・人事など、バックオフィスを除く事業部門)で契約業務に携わる600人を対象に、オンライン上でのアンケート調査「企業の契約実態調査」を実施。その結果を9月4日に発表した。

同調査において『契約違反を自身の担当案件で経験、もしくは見聞きしたことがありますか』と質問をしたところ、「違反を経験・見聞きしたことがある」が全体の59.8%、「したことはない」が40.2%という結果が得られている。

「違反を経験・見聞きしたことがある」と回答した人に、『契約違反の内容を教えてください』とすると「契約で定めた納期を守れなかった」が60.2%で最多。

「契約で定めた品質基準を満たさなかった」が49.3%、「契約で定めた支払いを期限内に行わなかった」が43.2%、「契約で定めた業務範囲を超える活動を行った」が28.1%、「契約を更新しないまま取引していた」が27.0%などと続いた。

契約違反の要因1位は「社内の情報共有が不足していた」

『契約違反が起こった要因として、当てはまるものを教えてください』としたところ、「社内の情報共有が不足していた」が最も多く45.1%。

次いで「契約内容を理解していなかった」が39.0%、「契約内容は理解していたものの、業務や納期に追われていた」が28.1%、「契約の更新や改訂に関する情報を確認しなかった」が27.6%などといった結果が得られている。

また、『どのような場面で契約を確認していますか』と聞くと、「契約更新時」で「確認している」が全体の45.3、「プロジェクト開始時」では45.0%、「トラブル発生時」が36.7%と、全ての項目で半数未満となり、ビジネス部門では契約を日常的に確認できていない実態が明らかとなった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0904.html

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