Sansanが「請求書の発行に関する実態調査」を実施

発行している請求書の形式「主に紙」が71.0%

Sansan株式会社のインボイス管理サービス「Bill One」が、8月22日から8月27日にかけて、請求書関連業務を担当する経理担当者1000人を対象に「請求書の発行に関する実態調査」を実施。その結果を9月12日に発表している。

同調査において『発行している請求書の形式を教えてください(単一回答)』と質問したところ、「主に紙(紙が6割以上)」が全体の71.0%と最も多くを占める結果が得られた。また、「主に電子(紙は4割以下)」が18.0%、「紙と電子が半々」が11.0%となっている。

また、『請求書の発行形式』について業界別に調査したところ、「主に紙」が特に多い業界は「運輸・物流業界」で80.0%、「建設・不動産業界」が78.7%、「食品・小売・飲食業界」が76.7%となっていることが分かった。

75.2%が紙で発行することに「課題を感じる」と回答

『請求書を紙で発行することについて課題を感じていますか(単一回答)』と質問したところ、「課題を感じる」が全体の75.2%となった。

「課題を感じる」と回答した人に『課題だと感じるものを教えてください(複数回答)』とすると、「郵送料や印刷費、封筒代などのコスト」が57.2%で最多。

「請求書の印刷や発送準備の手間」が46.1%、「配送遅延により取引先への到着が遅れるリスク」が37.7%、「請求書の送付状況や受領確認、支払い状況の管理が難しい」が29.9%、「紙の使用が多く環境への影響が気になる」が25.1%などといった結果が得られている。

また、『紙で発行している請求書を電子に切り替えたいと思いますか(単一回答)』と質問すると、「電子に切り替えたい」が全体の29.8%、「どちらかといえば電子に切り替えたい」が42.9%で、全体の72.7%が切り替えを希望していることも分かった。

(画像はプレスリリースより)

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Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0912.html

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