埼玉県が『カミレス』を導入、現行の申請様式をそのまま電子化

金融/行政機関向けの電子申請サービス「カミレス」

データオプティマイズソリューションや、セールスマネジメントソリューションを提供する株式会社オプロ(以下、オプロ)が、金融/行政機関向けの電子申請サービス『カミレス』について、埼玉県に導入されたことを9月10日に発表した。

『カミレス』はプラットフォームにSalesforceを採用し、金融機関や行政機関での窓口手続きや郵送手続きにおける申請・承認プロセスをワンストップで実現する電子申請サービスだ。

申請者は画面上の書類を見ながら紙に記入するような感覚で項目入力ができ、運用者は申請を受付後、書類のプレビューを見ながら申請内容の確認・承認のほか、ワークフロー機能で承認プロセスの自動化も可能だ。

一度申請された内容は2回目以降に反映される“ワンスオンリー”の原則を実現できるため、埼玉県は申請者のデジタルデバイドの解消を目指し、オンライン申請サービスの製品選定を行った。その結果、拡張性の高いSalesforceをプラットフォームにしており、「現行の申請様式をそのまま電子にできる」ということなどを評価し、今回の導入に至っている。

申請者のシステム満足度について95%が「満足」と回答

埼玉県は企業の認定・登録事務など、初回の申請後も、定期的な更新申請や実績報告など反復性のある申請に活用できると考え、同電子申請サービスの利用を開始した。

導入効果の検証として申請者を対象に実施したアンケートでは、『システムの満足度』について95%が「満足」と回答。「非常に不満がある」が0%となった。

また、『申請時間がどれくらい短縮されたか』と質問したところ、「2時間以上の削減になった」が35%となり、高い効果が窺える結果が得られている。

なお、クラウドサービス開発ベンダーとしてトップクラスの実績を持ち、オプロ製品の導入パートナー・株式会社ウフルの支援のもと、今回の導入が行われた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社オプロ プレスリリース
https://corp.opro.net/news/2024/09/saitama-pref.html

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