1つのシステムで連絡業務を実施し、職員の業務負担軽減
VISH株式会社が6月から、大分県九重町(以下、九重町)の全町立小中学校に対する教育機関向け連絡システム『Chimelee』の導入準備を開始。9月から運用を開始したと発表している。
九重町の学校ではメールシステムを使用して保護者へ連絡を行っていたが、見落とすことがあったほか、学校からのお便りは紙で配布していた。また、スクールバスに関する連絡は、欠席などの方法の連絡手段がバスカードのみというアナログな管理方法となっていたほか、緊急時のバス連絡がメールでは保護者に確認されない状況があった。
そこでこれらの課題解決につなげられる機能が搭載された同システムの導入を決定。これまで複数のシステムで行っていた連絡業務を一元管理できるようにしたことで、システムの乱立の解消や、職員の業務負担の軽減などにつなげていく。
端末1つでさまざまな機能の利用が可能
同システムには、学校が作成したメールを専用のスマートフォンアプリに直接配信できる「メール配信機能」や、保護者が専用アプリを通じて、欠席や遅刻などの連絡を簡単に行える「欠席・遅刻・早退・バス不要連絡機能」を搭載。
また、管理サイト上に登録された児童生徒情報や、保護者から受信した児童生徒の欠席やバス不要などの情報を基に、バス名簿が自動作成される「バス乗車管理機能」や、保護者会や行事の参加確認などに関するアンケートをアプリ上で行える「アンケート機能」もある。
料金はスタンダードプランが月額税込み9,900円。スタンダードプランの機能に「連絡ノート」機能が加わったプレミアムプランが、月額税込み13,200円。初期費用はいずれも無料。オプションとして「グループ施設管理」機能や「バス位置情報配信」機能の利用も可能だ。
九重町では同システムの導入が、教職員の働き方改革の一助となることに期待を寄せている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
VISH株式会社 プレスリリース
https://blog.buscatch.com/2024/09/09/14658
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