インボイス制度対応に課題を感じているのは71.0%
働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社のインボイス管理サービス「Bill One」が、20代から50代の経理担当者(正社員・契約社員)1,000人を対象に、8月22日から8月27日にかけて「インボイス制度開始1年後の実態調査」を実施。その結果を9月18日に発表した。
同調査において『インボイス制度対応に課題を感じていますか(単一回答)』と質問したところ、「課題を感じている」が全体の71.0%を占め、1年が経過しても同制度に対して課題を感じている人が多いことが分かっている。
また、『インボイス制度対応について課題だと感じるものを教えてください(複数回答)』とすると、「制度対応に伴う業務負担が増えた」が50.1%で最多。「請求書や領収書が適格請求書の要件を満たすか判断が難しい」が38.6%、「社員が適切に制度対応できているか不安」が38.3%などとなった。
「課題を感じている」と回答した人に、『インボイス制度開始前と現在を比較して増えた業務時間』について聞くと、月次決算業務にかける時間が1人ひと月あたり、平均で約5.5時間増加という結果が得られた。
受領した適格請求書の確認方法は「目視」が最多
『受領した適格請求書の確認方法(単一回答)』について質問したところ、登録番号の確認は「経理が目視確認」が全体の68.5%。取引年月日の確認は「経理が目視確認」が67.7%、消費税額の検算も「経理が目視確認」が67.0%と、いずれも経理担当者が目視で確認しているとの回答が最多という結果が得られている。
また、『インボイス制度対応による自社への影響を教えてください(複数回答)』とすると、「業務量が増え経理担当が不足している」が33.8%で最多。
「残業時間が増えた」が25.0%、「グループ会社間で対応状況が異なっている」が16.0%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0918.html
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