
デジタル大好きを名乗る筆者は、日々デジタルに触れています。仕事だけでなく、プライベートでもITやAIを積極的に活用しています。そんな人間だからこそ、意識していることが、デジタルデトックスの重要性です。デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどのデジタル機器から意識的に離れて過ごすことを指します。デジタル大好きを名乗る筆者は、日々デジタルに触れています。仕事だけでなく、プライベートでもITやAIを積極的に活用しています。そんな人間だからこそ、意識していることが、デジタルデトックスの重要性です。デジタルデトックスとは、
を指します。デジタルに触れすぎることの問題
デジタルに触れすぎるとどんな問題が起こるでしょうか。
まず考えられるのが脳の疲れです。情報機器がなかった時代に比べ、現代はものすごい量の情報を浴びる時代です。一方、脳の作りは数万年前から大きくは進化していないと言われています。おのずと処理が追いつかず、集中力や判断力に影響が出ます。
もうひとつが、心の疲れです。人間は、ポジティブよりもネガティブな情報に反応すると言われています。だからこそ、SNS等の大手プラットフォームには人間のアテンションを集めるためのネガティブな情報が溢れています。意識せずにネットを見ているだけで脳が想像以上に疲れてしまう時代なのです。
最後に、
点です。これが一番の問題だと思っています。情報過多によって本当にやりたいことがわからなくなってしまい、不安ばかりが募り、準備するだけの人生にもなりかねません。こういったデメリットを踏まえ、筆者が実践しているデジタルデトックス方法を書きます。何かの参考になったら嬉しいです。
デジタルに触れすぎない環境作り
「今日からデジタルデトックスだ!」と始めた場合、皆さんだったらどういうことを実践しますか?実は、「意志の力」に頼るのは筋が悪い方法です。私は、デジタルデトックスをしたいのであればその目的に合った「環境づくり」が最も効果のある方法と考えています。以下、私が実践していることです。
寝室にデジタルデバイスを持ち込まない
睡眠は1日の疲れをとる大切な時間です。この時間こそ、デジタルデトックスを一番意識したいところです。したがって、私はそのための環境づくりとして寝室にデジタルデバイスを一切持ち込まないことにしています。具体的には、寝る時間の少し前になったらデジタルから離れます。リビングで少し読書をしたら、寝室に移ってまた読書をして眠りにつきます。この際、スマホもPCも持っていきません。すぐ手の届く場所にデジタルデバイスを置かないことがコツです。寝室にデジタルデバイスを持ち込んでいたときはついスマホをダラダラ見てしまうこともありました。持ち込まないようになってから、
になりました。デジタルデバイスの通知オフ
意外とやっていない人が多いことが通知オフです。外出先やテレビ会議中、ピピッと通知音が鳴っている方がいますが、誰かと一緒にいるときはもちろん、ひとりでいるときも通知は気が散るものです。通知がくるだけで仕事の生産性も非常に下がります。筆者は通知オフは徹底していて、お客様とのやりとりのメインに使っているメールも通知が来ないようにしています。「お客様から大事な連絡がきていたらどうするの?」と思われるかもしれませんが、朝、昼、夕方と自分からメールボックスを見るようにしているので
と割り切っています(確認頻度は、緊急を要する仕事の大小にもよります)。不要なアプリは一切入れない
スマホには最低限のアプリしか入れないようにしています。例えば、SNS(XやFacebook、TikTokなど)のアプリは一切入れていません。SNSでの投稿はしているので結構驚かれるのですが、すべてPCから行っています。つまり、手元のスマホからは投稿していません。こういったアプリがスマホにあると、どうしても開きたくなってしまいます。承認欲求は抑えようと思ってできるものでもありませんので、
です。他にも、使用頻度が低いアプリはすぐに消して気が散らないようにしています。テレビを置かない
家にはテレビを置いていません。これも極端な例ではありますが効果はありますし、「世の中で起こっていることがわからない」などのデメリットはありませんでした。元々私が見たいものはテレビになかったので当然です。テレビをなんとなくつけている方は、一度手放してみることをおすすめします。
ものです。1日の中でデジタルデバイスに触れない時間をつくる
私は夕方、暗くなる前に仕事を切り上げるのですがその区切りとしてデジタルデバイスを持たずにカフェに行って紙の本の読書をしています。パソコンやタブレット等を持っていってしまうと、どうしても仕事したり、情報を見たくなってしまうからです。これによって、読書に集中できるようになりました。1日のどこか(早朝か夜がおすすめです)で、
だけでだいぶ頭がすっきりするはずです。身体を使う
デジタルは脳を疲弊させます。というわけで、こまめに「身体を使う」ことはデジタルデトックスの良い手段だと考えています。以下は私が日々実践していることです。
自然の中を歩く
早朝と夕方、合わせて1日1時間半くらいは自然の中を歩くようにしています。木々のざわめきやそよ風、鳥の鳴き声に耳を澄ませて身体全体を使って歩くと、自然と頭がクリアになっていきます。
料理をする
料理もデジタルデトックスに有効です。料理にはたくさんの「手仕事」が存在します。その作業をしているときは、自然とデジタルから離れられます。また、料理にはたくさんの「実験的な要素」があるのも魅力です。筆者は冷蔵庫にあるもので何を作るか考えるのが楽しいのですが、ちょっとしたさじ加減で結果が大きく異なるのが楽しいです。このような
ことが、デジタルの強い刺激から逃れられる手段になっています。身体を使った趣味をする
デジタルではなく、身体を使った趣味もおすすめです。筆者はインドア派ですが、身体を使った趣味をたくさん持っています。例えば、家庭菜園です。庭のある家に住みたくて今の場所に引っ越したくらいです。庭では、常時野菜を育てています。デジタルを駆使して仕事を目一杯したあとに、庭で土をいじっていると非常に落ち着きます。そんなに焦らないでいいよ、と諭されている気がします。他にも、パン作り、ピアノ、裁縫など
が多いです。これらをしているときは情報過多から逃れられ、静かな心を保てます。旅に出る
以上で書いてきたように日々の仕事や生活の中でデジタルデトックスすることが一番ですが、プラスアルファでおすすめしたいのが旅に出ることです。
筆者は、月に1回以上は泊まりを含む国内旅行へ、年に1度は海外旅行へ行きます。その際、パソコンやスマートフォン等のデジタルデバイスは持っていきますし、通信環境も整えて行きます。「旅先でもインターネットにつながっているならデジタルデトックスにならないのでは?」と思われるかもしれませんが、そうでもありません。
旅に出ると新鮮な環境に置かれるのでおのずとデジタルから離れられます。私は仕事と遊びを並立させる旅が好きなのですが、午前中はホテルで仕事、午後はPCをホテルに置いて遊びに、といった「メリハリ」が旅ではしやすいことがわかりました。もちろん旅に出ている間は仕事を一切しない、という方も多いでしょう。ただ、旅先では見るものも触れるものすべてが新鮮なので、おのずとデジタルに触れる時間を少なくできるメリットがあります。同行者がいれば、その方と楽しむ時間含め、画面の向こうに気が散ることも少なくなるでしょう。
また、旅中は様々な「判断」が多くなるので、デジタルに割ける時間もおのずと少なくなるのも良い点です。例えば旅先でどこへ行こう、何を食べよう、といった
くらいです。
なにかに熱中しているときはおのずとデジタルデトックスができているものです。この記事で書いたことすべてに共通しているのは「自分が本当にしていて楽しい(充実している)ことに注意を向け、時間を使おう」ということでしょうか。そのためには、受動的になりがちなデジタル情報の受信を最低限に抑え、
になると考えています。関連するタグ
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