イタンジがオンテックに不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を導入｜レスペーパーJP

2023.07.27 レスペーパーNEWS

入居申し込み・賃貸借契約関連書類などをペーパーレス化

イタンジ株式会社（以下、イタンジ）が、東海・中部エリアを中心に18店舗を展開し、およそ25,000戸の管理物件を持つ株式会社オンテックに、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を導入すると、7月21日に発表している。

イタンジは、「テクノロジーで不動産取り引きをなめらかにする」をミッションに掲げ、「電子契約くん」などを含めた賃貸管理会社・仲介会社向けSaaSサービスを提供。入居申し込み・賃貸借契約関連書類などをペーパーレス化している。

オンテックにおいても、2021年5月から顧客管理・⾃動物件提案システム「ノマドクラウド」や、不動産関連WEB申し込み受付システム「申込受付くん」を導入。今回、「電子契約くん」による賃貸借契約の電子化で、契約書の郵送を不要とし、IT重説を非対面で実施することで入居希望者の来店も不要にするほか、審査完了後、スムーズかつ即日賃貸借契約の締結を可能にする。

契約書を電子データ化することで入力不備などを防止

「電子契約くん」では、賃貸借契約の契約書を電子データ化できるため、入力不備などの防止につなげられるほか、賃貸借契約に付帯する、賃貸保証契約や駐車場契約などの電子契約も可能。WEB入居申し込み情報と連携できるため、各種契約情報の重複記入などをなくし、入居者の手間も削減する。

契約書の偽造や改ざん、不正アクセスやデータ障害などを防ぐ強固な電子署名技術を採用。常に暗号化された通信で、盗聴や傍受、改ざん、なりすましのリスクにも対応可能だ。これらによって、入居申し込みから賃貸借契約までの一連の手続きをオンラインで完結させられる。

イタンジは「電子契約くん」などを含めた賃貸管理会社・仲介会社向けSaaSサービスの提供によるペーパーレス化によって、入居申し込み・賃貸借契約関連の紙の書類を、年間約824万枚削減している。

（画像はプレスリリースより）