Sansanが「電子帳簿保存法に関する実態調査」を実施

電子帳簿保存法へ「対応している」との回答が59.5%

インボイス管理サービス「Bill One」(運営:Sansan株式会社)が9月29日から10月4日にかけて、請求書関連業務に携わる1000名のビジネスパーソンを対象に、「電子帳簿保存法に関する実態調査」を実施。その結果を10月19日に発表している。

同調査において『電子帳簿保存法への対応状況』を聞くと、「対応している」との回答が全体の59.5%で、「対応していない」が29.4%、「分からない」が11.1%となっていることが分かった。

また、『電子帳簿保存法への対応状況(業界別)』を見ると、「対応している」との回答が「IT・情報通信」が82.1%で最多。「金融」が80.0%、「製造・メーカー」が65.3%、「卸・商社」が61.6%、「運輸物流」が60.0%、「建設・不動産」59.0%。さらに「食品・小売・飲食」は47.0%、「公共機関・非営利団体」が41.5%であった。

一方、「対応していない」との回答は、「IT・情報通信」が7.1%で最小。「金融」が11.0%、「製造・メーカー」が26.9%などという結果が得られた。

対応に関する印象、メリットを感じているのは50.6%

『電子帳簿保存法への対応に関する印象』を聞いたところ、「メリットの方が大きいと感じた」との回答が全体の50.6%、「デメリットの方が大きいと感じた」が49.4%となった。

また、『メリットを感じた理由』を聞くと、「請求書を処理する時間が減った」との回答が最多の50.8%。

「請求書を探すのが容易になった」が48.8%、「勤務先で書類のペーパーレス化が進んだ」が46.2%、「業務フローがシンプルになった」が31.2%、「在宅勤務ができるようになった」が24.6%、「勤務先で業務のDXが進んだ」が20.9%、「現場社員とのコミュニケーションコストが削減された」が8.6%などとなっている。

(画像はプレスリリースより)

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Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2023/1019.html

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