Turing Japan、資格・検定業界におけるブロックチェーン電子証明書サービスの導入事例を紹介

紙の合格証書を「ブロックチェーン証明書」に移行

Turing Japanは10月24日、同社のブロックチェーン電子証明書サービス「Turing Certs」を導入した資格・検定業界のサートプロの事例を紹介した。

サートプロは、「+DX認定試験」「アジャイル検定」「IoT検定」「E検定」「XMLマスター」「Android(TM)技術者認定試験」などの検定試験を運営する企業。

サートプロでは「Turing Certs」を導入し、検定・試験の合格証明書を従来の紙から「ブロックチェーン証明書」に移行した。これにより、合格証書の一括管理が可能となり、合格証明書の偽造・紛失のリスクも低減したとしている。

証明書の発行・管理・認証をワンストップで実現

「Turing Certs」は、世界9カ国で利用されているブロックチェーン電子証明書SaaSで、ブロックチェーンの存在を意識せずに利用することができる。

「Turing Certs」では、EUで正式採択されたIOTA財団のブロックチェーンを利用し、国際規格を取得した安全なセキュリティ運営でデジタルクレデンシャルの発行・管理・認証をワンストップで可能としている。

これにより発行・管理業務を効率化するとともに、ブロックチェーン技術と暗号化技術で第三者機関による証明書の検証を不要とし、改竄不能なデータの発行・永続保存、即時真贋判定ができる利便性も実現した。

またペーパーレスや脱炭素も実現し、必要に応じて証明書を紙媒体に印刷することも可能としている。

証明書を受け取った側は4段階の公開設定を行うことができ、シーンに合わせて必要な証明書だけを開示して使用できる。国際規格の情報セキュリティマネジメントシステムを取得しているため、国際機関や政府機関への利用も可能だ。

証明書を提出された側はQRコードを読み取ることで瞬時に内容の真贋判定ができるようになっている。

(画像はプレスリリースより)

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