「Sansan」で梅乃宿酒造が新規販路を開拓、名刺情報をデジタル化

名刺情報をデジタル化・活用で新規商談を創出

Sansan株式会社が、梅乃宿酒造株式会社(以下、梅乃宿酒造)における営業DXサービス「Sansan」の活用事例と、その成果を10月26日に発表した。

梅乃宿酒造では2022年に、組織的な人脈管理を目的にSansanを導入。社員が持つ名刺情報をデジタル化し活用することで新規商談を創出し、年間1億円の新規販路開拓に寄与した。

梅乃宿酒造の経営トップが、「Sansan」の活用価値を十分に理解した上で導入し、退職者が残したアプローチ先企業担当者の名刺情報も含めて、全て登録。異業種からの人材採用も強化する中で、属人的にアナログ管理していた名刺情報をデジタル化した。

組織的に人脈管理をし、そこからアポイントを取って交渉を重ねた結果、年間約1億円規模の新規商談の成約に成功。大手量販店チェーンの29都道府県、351の店舗で日本酒フルーツリキュール「あらごしシリーズ」が販売されるに至っている。

Salesforceと連携し、営業の生産性を向上

梅乃宿酒造では、コロナ禍の打撃を受けて2019年度後半から大幅に減少した売上を「Sansan」による人脈共有により回復させ、2022年の売上はコロナ禍を上回る実績を生みだしている。

また、同営業DXサービスに蓄積されている顧客情報を、クラウド型の営業支援(SFA)・顧客管理(CRM)システム「Salesforce」と連携させたことで、データの精度が向上。取引先へのメールやFAX、案内が全て届き、メールの開封率も約20%という数値となり、営業の生産性の向上につながった。

梅乃宿酒造 物流部の課長である吉見 晃宏氏によれば、同営業DXサービスの導入により全国規模で展開する量販店との新規契約が成立し、その後、社内で成功事例を横展開した結果、更に大きな規模の商談も進んでおり、今後もデジタルツールの積極的な活用によって、業務の効率化と事業規模の拡大を推進していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2023/1026.html

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

Sansan