
「発注書AI-OCR(invox)」を導入し受注業務を自動化
デジタルによる業務効率化を行うインフォマートは11月27日、同社とinvoxが協業して提供する「発注書AI-OCR(invox)」を森永商事が導入し、受注業務の自動化を開始したと発表した。
“取引先の書式による発注書”が課題
森永商事は主に業務用食品素材の開発・販売を行う企業。これまでに食品の商品規格書や請求書業務のデジタル化によるペーパーレスを実現していた。
しかし受注業務は、“取引先の書式による発注書”がデータ化やペーパーレス化の大きなハードルとなり、依然としてFAXや電話等アナログ形式のままだった。そのため受注業務には1日5時間かかり、出荷の締め切り時間に追われての入力ミスも発生しやすくなっていた。
受注業務の効率化については、Web発注ツールの構築やOCRの活用を検討したが、一般的なOCRは読み取ったデータを基幹システムに入れ込むことが難しいことなどから解決手段が見つからない状態だった。
1枚の発注書にかかる時間が1/3に
そこで森永商事では、課題だった“取引先の書式による発注書”をデータ化する「発注書AI-OCR(invox)」と、「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」「REFAX機能」を導入。
「発注書AI-OCR(invox)」は、FAXなどの紙やメールで受け取った発注書をAIでデータ化するサービス。「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」では、そのデータを自社の基幹システムに取り込むことができ、入力業務を自動化できる。また「REFAX機能」では、システムから自動でFAX返信を行う。
これにより受注業務では、発注書の受け取りからデータ入力までの全ての手作業をデジタル化でき、大幅効率化を実現できる見込みとなった。1枚の発注書にかかる時間も、これまでの3分から1分弱程度に短縮することができたとしている。
(画像はプレスリリースより)
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インフォマート ニュースリリース
https://corp.infomart.co.jp/news/20231127_5260/
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