
「すべて紙」との回答が大企業では5.2%
freee株式会社が10月30日から10月31日にかけ、個人事業主・企業の経営者または経理担当者2,084人を対象に、「電子帳簿保存法に関する意識調査」を実施。11月29日に結果を発表した。
同調査で『取引先からどのように請求書を受け取っていますか?最も近いものを教えてください』としたところ、「すべて紙」との回答が大企業では全体の5.2%だった一方で、個人事業主では全体の24.8%となり、約5倍もの差があることが分かっている。
また、「すべて電子データ」との回答が大企業では全体の5.7%、個人事業主では8.3%などとなり、いずれも10%に満たない結果が得られた。
『あなたの会社で、電子データで受け取る領収書や請求書などの書類は、ここ2年ほどで増えていると感じますか。最もあてはまるものを教えてください』とすると、大企業では「とても増えている」との回答が全体の15.3%、「増えている」が55.9%と、「増えている」との回答が合計71.2%に上った。その一方で個人事業主においては「変わらない」との回答が60.5%になった。
大企業で証憑は印刷保存・電子保存を併用が43.8%
『電子データで受け取った領収書や請求書などをどのように保存していますか?』と質問すると、大企業では「印刷して保存と電子保存を併用している」との回答が43.8%、「すべて紙で印刷して保管している(電子保存していない)」が12.9%。
個人事業主では前者が38.6%、後者が17.2%などとなり、個人事業主・法人いずれも、電子データで受け取っても紙保存していることが多いことが分かった。
また、『レシートや請求書などを紙で保存する業務に関して、どんな課題を感じていますか』と聞くと、個人事業主・法人いずれも回答として最も多くなったのが、「台紙の貼り付け、ファイリングなど保存準備に時間がかかる」で、紙ならではの保存作業の煩雑さがうかがえる結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
freee株式会社
https://corp.freee.co.jp/
freee株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001339.000006428.html
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