クラウドサービスで「ビジネスが改善された」が66%
製造業サプライチェーンの変革に挑むキャディ株式会社が11月14日から11月15日にかけて、『(食品・繊維・化学を除く)製造業』に勤めていると回答した918人を対象に、「2024年度に向けた製造業のDXにおける投資予算や課題などの実態調査」を実施。その結果を12月7日に発表した。
『人員不足が原因で発生する課題』について調べたところ、製造業全体においては「熟練労働者の不足による品質管理の問題」との回答が42%で最多。
「経験豊富な高齢者の退職による専門知識の喪失」が40%と続いた。製造業の「購買・調達」においては「経験豊富な高齢者の退職による専門知識の喪失」と、「人手不足を補うための残業代の増加」が同率の49%で最多となった。
また『クラウドサービスのビジネスへの影響』を調べると、製造業全体では「大幅にビジネスが改善された」との回答が7%、「ある程度ビジネスが改善された」が59%。製造業の「購買・調達」においては「大幅にビジネスが改善された」が9%、「ある程度ビジネスが改善された」が67%という結果が得られている。
DX推進の課題は「予算の制約」が43.3%で最多
『2024年度のDX投資予算の昨対比増減』を調べたところ、「50%以上増加」と「30%以上50%未満増加」の回答がそれぞれ全体の3%、「30%未満増加」が22%となり、「増加」が全体の28%にとどまる結果となった。
また、『DXを推進する際の課題』を調べると、「予算の制約」との回答が最も多く43.3%。
「適切なITスキルを持った人材の不足」が38.5%、「リーダーシップとビジョンの不足」が28.5%、「適切なテクノロジーの選定」が27.7%、「複数部門を横断する協調作業の調整」が26.4%などと続き、コスト以外の課題では推進者の不在・推進力の弱さが明らかとなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
キャディ株式会社 プレスリリース
https://caddi.com/press/20231207/
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