契約手続きを電子契約に移行してペーパーレス化
株式会社ABC店舗(以下、ABC店舗)が、1月から入居申込のWeb受付システムを導入し、物件申込手続きおよび契約手続きの電子化を開始したと、1月9日に発表している。
宅地建物取引業法の一部改正によって2022年5月18日から電子契約が解禁されたことなどを受け、ABC店舗では今回、従来の紙ベースの物件申込手続きと、契約手続きが電子化されたことで、申込から契約までの手続きのペーパーレス化を実現。
これまで紙による契約書だったものが、PDF形式の電子データでサーバー上に保存されるため、紙の文書の紛失と、それに伴う内容の証明ができないことによる契約不成立のリスクをなくせるようになった。
また、従来の書面契約では契約書の印刷や製本、郵送、双方のなつ印などといった手続きが多くあったが、電子契約では契約合意後に契約書をアップロードし、メールで通知を行い、双方の合意のもと最短数時間で契約締結ができる。
顔写真付き本人確認書類もオンラインで撮影が可能
ABC店舗の入居申込のWeb受付システムでは、入力などの必須項目に漏れがある場合にアラートが表示し、入力漏れによる差し戻しを防止するほか、スマートフォンから簡単に入力でき、一時保存機能もあるため自宅や会社など場所を問わず、どこからでも手続きが可能。
顔写真付き本人確認書類もオンライン撮影ができ、書類などの郵送などが不要になったため、申込から契約までをスムーズに完了させられる。
また、情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格「ISO 27001」と、クラウドセキュリティに関する国際規格「ISO27017」の認証を取得し、国から認可を受けている電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しており、法規定を遵守した電子署名とタイムスタンプ(改ざん対策機能)の付与が可能。
紙の契約書と同等の効力が認められ、信頼性の高い契約書の作成、契約締結を可能にしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社ABC店舗 賃貸借契約を電子契約に移行
https://www.abc-tenpo.com/contents/contract
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