エイトレッドが「DX未達成企業における課題と展望調査」を実施｜レスペーパーJP

2024.03.15 レスペーパーNEWS

「ペーパーレス化の推進」が最も満足にできず

株式会社エイトレッド（ワークフローに関するコンテンツの発信メディア「ワークフロー総研」を運営）が2月15日から2月19日にかけ、2023年度にDX推進ができなかった企業（従業員100人から1000人）の総務・情報システム担当者108人を対象に、「DX未達成企業における課題と展望調査」を実施。その結果を3月14日に発表した。

同調査において『2023年度に、あなたのお勤め先で満足に推進できなかったDXの取り組みについて教えてください。（複数回答）』としたところ、「ペーパーレス化の推進」との回答が45.4％で最多。

「残存するアナログ業務のデジタル化」と「システム連携による業務効率化」が同率の36.1％、「新規ツール導入による生産性向上」が35.2％などと続いた。

DX推進が失敗した理由1位「ITリテラシーが不十分」

『あなたのお勤め先で、DX推進がうまくいかなかった理由を教えてください。（複数回答）』としたところ、「社内のITリテラシーが不十分だから」という回答が最も多く39.8％。次いで「プロジェクトを推進するDX人材が不足していたから」が32.4％、「目的やゴールが明確化されていなかったから」が30.6％などといった結果が得られている。

『DX推進する上で、最もつまずいてしまったと感じるタイミングを教えてください。』とすると、「現状分析からDX推進の戦略策定のタイミング」と「サービスやシステムの選定から導入のタイミング」との回答が、同率の18.5％で最多となった。

また、『DX推進する上で、しっかりやっておけばよかったと思うことを教えてください。（複数回答）』とすると、「各部署、現場のヒアリング」との回答が33.3％で最多。

「DX推進の目的やゴールの策定」が29.6%、「全社的なDX推進の雰囲気・文化の醸成」が25.0％などとなっている。

出典元：株式会社エイトレッド
（画像はプレスリリースより）