ヘルステクノロジーが「介護業界におけるデジタル化やICT導入の実態調査」を実施

37.0%がデジタル化やICT導入が「進んでいる」と回答

医療介護福祉分野においてDX推進を支援する株式会社ヘルステクノロジーが2月9日から2月13日にかけて、介護施設の施設長、管理者又は介護施設に勤める介護スタッフ538人を対象に「介護業界におけるデジタル化やICT導入の実態調査」を実施。その結果を3月25日に発表している。

同調査で『あなたのお勤め先の介護施設ではデジタル化やICT導入が進んでいますか。』と質問したところ、「かなり進んでいる」との回答が全体の5.2%、「やや進んでいる」が31.8%で、「進んでいる」という回答が全体の37.0%にとどまる結果となった。

「かなり進んでいる」や「やや進んでいる」と回答した人に、『あなたは、お勤め先のデジタル化やICT導入によって、かえって業務負担が増えたと感じたことはありますか。』と聞くと、「かなりある」との回答が全体の11.6%、「ややある」が46.7%となり、全体の58.3%がかえって業務負担が増えたと感じていることが分かった。

デジタル化やICT導入の推進には目的の明確化が最重要

『お勤め先でデジタル化やICT導入を進める際に、重要だと思うことを教えてください。(複数回答)』とすると、「デジタル化やICT導入の目的の明確化」との回答が41.4%で最多。

「デジタル化やICT導入後の運用体制の構築」が39.6%、「自社に合うサービスの選定・導入」が37.2%、「デジタル化やICT導入に対する経営層の正しい理解」が35.9%などと続く結果が得られている。

また、『あなたは、適切なデジタル化やICT導入を進めるために、外部からの支援やコンサルティングが必要だと思いますか。』と質問したところ、「非常にそう思う」との回答が全体の23.3%、「ややそう思う」が47.2%などとなり、「そう思う」という回答が全体の70.5%に上っていることも分かった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社ヘルステクノロジー
https://htf.jp/

株式会社ヘルステクノロジーのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000139613.html

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