TOAが「職場環境・デジタル化の実態に関する調査」を実施

職場でDXが「推進されていない」との回答は56.2%

TOA株式会社が3月5日から3月6日にかけて、全国の20~50代のビジネスパーソン男女500人を対象に、「職場環境・デジタル化の実態に関する調査」を実施。その結果を3月28日に発表している。

同調査において『DXについて知っていますか?』と質問したところ、「理解している」との回答が全体の18.2%、「なんとなくわかる」が21.8%、「言葉だけ知っている(意味は知らない)」が28.0%、「全く知らない」が32.0%となり、意味まで理解している人が2割弱にとどまっている。

『勤めている職場ではDXが推進されていますか?』と聞くと、「推進されていない」との回答が全体の56.2%を占める結果が得られた。

デジタル化「遅れている」と全体の61.8%が回答

『勤めている職場でデジタル化は進んでいると感じますか?』と質問したところ、「遅れている」との回答が29.0%、「どちらかというと遅れている」が32.8%で、「遅れている」という回答が全体の61.8%を占めている。その理由として「経営上位層の認識が遅れている」や、「古いシステムを使い続けている」などが挙げられている。

『デジタル化によってどんなメリットがあると思いますか?(複数回答)』と質問すると、「データ管理が楽」との回答が49.0%で最多。次いで「情報の共有がしやすい」が38.2%、「仕事のスピードが上がる」が37.4%などと続いた。

また、『デジタル化によって取引先など他社とのやりとりに困った経験やギャップを感じたことはありますか?』と聞くと、「何度もある」との回答が全体の11.0%、「ある」が25.4%という結果が得られている。

『業務を行う上で、メール連絡を見逃した・内容が理解できずに困ったなどの経験はありますか?』と質問したところ、「何度もある」との回答が全体の8.2%、「ある」との回答が24.8%となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

TOA株式会社
https://www.toa.co.jp/

TOA株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000121630.html

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