LayerXが「インボイス制度後の領収書回収」に関する調査を実施

78.6%が領収書回収業務の「手間が増えた」と回答

株式会社LayerXは3月18日から3月20日にかけて、経理・財務部門の「経費精算」業務の変化を調査することを目的として、経理担当者420人を対象に「インボイス制度後の領収書回収」に関する調査を実施。その結果を4月5日に発表している。

同調査において『インボイス制度の開始により、「経費精算に関する証憑回収業務の手間はどのように変化しましたか?」』と質問したところ、「とても手間が増えた」との回答が31.9%、「やや手間が増えた」が46.7%となり、合計で「手間が増えた」が78.6%という結果が得られた。

また、「手間が増えた」と回答した人に、『具体的にどのような手間が増えましたか?(複数回答)』と聞くと、「領収書がインボイスの要件を満たすかの確認」との回答が64.2%で最多。

「適切な領収書回収に向けた従業員への法制度・対応に関する周知」が55.8%、「適切な領収書発行に向けた取引先への対応依頼や周知」が46.7%などと続いた

領収書の不備は約4件に1件の割合

『経費精算処理のために回収した領収書のうち、「インボイス制度の要件を満たさない不適格な領収書」の割合をお答えください(単一回答)』としたところ、「10%程度が不適格」との回答が39.3%、「20%程度が不適格」が12.9%、「30%程度が不適格」が7.4%などとなった。

不適格な領収書があるとする回答割合の平均値を算出すると、24.1%であった。

また、不適格な領収書があると回答した人に、『領収書の不備が発生した場合、どのような対応を行っていますか?(複数回答)』と聞くと、「申請した従業員に再発行依頼を要請」との回答が最も多く57.5%。

「経理担当者から発行主に再発行依頼」が37.9%、「インボイスの要件を満たしていない場合は非適格扱いで処理」が25.4%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

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バクラク プレスリリース
https://bakuraku.jp/news/20240405/

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