リーテックス株式会社が「電子署名の認知度と課題」に関する調査を実施

電子契約と電子署名の違いを「完全に理解」は27.1%

リーテックス株式会社が4月30日から5月1日にかけて、中小企業の経営者1,044人を対象に「電子署名の認知度と課題」に関する調査を実施。その結果を5月29日に発表している。

同調査において『電子契約は知っていますか?』と質問したところ、「はい」が全体の85.4%。「はい」と回答した人に『電子契約と電子署名の違いを理解していますか?』と聞くと、「完全に理解している」が全体の27.1%となり、認知度は高いものの違いを完全に理解している人は少数であることが分かった。

『電子契約の相手方は、フォーマットに入力して申し込む場合も含めて事前に確認していますか?』と質問したところ、「常に確認している」が全体の29.5%、「できる範囲で確認している」が44.7%などとなっている。

また、『電子契約の相手方の確認に電子署名は有効だと思いますか?』と聞くと、「完全にそう思う」が全体の27.7%、「なんとなくそう思う」が52.9%などという結果となった。

40.6%が請求書や契約書の処理にAI技術を導入

『請求書や契約書の処理にAI技術を導入していますか?』と質問したところ、「はい」が全体の40.6%を占めた。

その一方で『AI技術の進化による請求書や契約書に関するリスクについて認識していますか?』と聞くと、「全く認識していない」が全体の9.8%、「あまり認識していない」が26.3%となり、AI技術によるリスクを認識していない人が36.1%に上ることも分かっている。

また、『電子契約システム・電子署名システムの導入にあたっては、最新のセキュリティ技術を利用していることの確認が大切だと思いますか?』との質問では、「非常に重要だと思う」が全体の32.6%、「重要だと思う」が51.8%で、最新のセキュリティを利用していることの確認が大切だと思う人が、全体の84.4%を占める結果が得られた。

(画像はプレスリリースより)

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リーテックス株式会社 プレスリリース
https://le-techs.com/

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