電子化で「負担がかかっていた作業からの解放」に期待
ウイングアーク1st株式会社が3月28日から4月3日にかけ、100億円以上の売上の企業に所属し請求書関連業務に携わる会社員533人を対象に、「企業間取引の電子化に関する実態調査2024」を実施。その結果を6月10日に発表した。
同調査で『社外との商取引が電子化することで最も期待することは何ですか』と質問したところ、「負担がかかっていた作業からの解放」が33.0%で最も多くなった。
また、『社外との電子化による商取引は、どの程度の割合を占めていますか』と聞くと、「完全電子化」が全体の6.9%、「80%以上電子化」が22.5%。一方で「0~20%未満の範囲で電子化」が18.0%、「社外との商取引には関わっていない」が8.3%などとなった。
74.6%が使用ツールについて「散在している」と回答
前述の質問で「0%~20%未満の範囲で電子化」や「社外との商取引に関わっていない」以外を回答した人に、『これまで使用したことがあるデジタルツールまたはクラウドサービスは何種類程度ありますか』と質問したところ、「10種類以上」が全体の7.1%、「6~9種類以上」が17.6%、「25種類」が40.2%などといった結果が得られている。
「10種類以上」、「6~9種類以上」、「25種類」と回答した人に『現在あなたの使用ツールは散在していると思いますか』と聞くと、「とても散在している」が全体の19.7%、「やや散在している」が54.9%で、「散在している」が全体の74.6%を占めた。
「とても散在している」や「やや散在している」と回答した人に『当てはまる気持ちを教えてください(複数回答)』とすると、「なるべく早くツールを統一してほしい」が最も多く70.5%。その一方で「散在するくらいならアナログ(紙)に戻りたい」が17.4%という結果も得られている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ウイングアーク1st株式会社 プレスリリース
https://corp.wingarc.com/public/202406/news2742.html
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