AKKODiSが「自社内のDXへの取り組み状況や課題」について調査

企業全体の68.1%がDXの「実行段階」

AKKODiSコンサルティング株式会社が3月13日から3月15日にかけて、従業員300名以上の企業に勤めている課長クラス・経営層1,060人を対象に、「自社内のDXへの取り組み状況や課題」について調査を実施。その結果を6月19日に発表している。

同調査において『DXの取り組み状況について』質問したところ、「既に取り組みを開始しており、具体的な施策を実行している」が全体の46.0%。「取り組みを開始しているが、検討や実証実験段階である」が22.1%となり、全体の68.1%がDXの「実行段階」であることが分かった。

その一方で「今後取り組む予定であるが、具体的な計画はない」が20.2%という結果も得られている。

また、『DX導入の目的』を聞くと経営陣では「業務効率化/省人化」が87.2%、課長クラスでは81.1%といずれも最も多くなっており、次いで「コスト削減」が経営陣では53.8%、課長クラスでは57.5%などとなった。

「企画、推進、普及促進を行う人財」が最も不足

『DXを導入する上で不足している人財』について聞くと、経営陣では「DXの企画・推進・普及促進を行う人財」が64.9%、課長クラスでは48.9%となり、いずれも最多。

「プロジェクトマネージャー」が経営陣では30.3%、課長クラスでは24.8%、「ビジネス/サービスデザイナー」が経営陣では23.2%、課長クラスでは22.1%などという結果が得られている。

また、『DX導入における課題』について聞いたところ、経営陣では「システム利用/導入コストが高い」が最も多く37.8%。課長クラスでも29.2%となり最多。

次いで「費用対効果が見えない」が経営陣では37.4%、課長クラスでは28.3%、「DXの具体的な推進方法が不明確」が経営陣では26.9%、課長クラスでは25.6%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

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AKKODiSコンサルティング株式会社
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AKKODiSコンサルティング株式会社のプレスリリース
https://www.akkodis.co.jp/news/2024/0619

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