月次締め作業での残業の発生、請求書関連の作業が原因
フリー株式会社が5月23日から5月24日にかけて、従業員数11人から1000人の企業で請求業務に関わる経理・総務担当の社員(有効回答:1,000件)を対象に、「締め残業」の実態調査を実施。その結果を6月18日に発表している。
同調査において『毎月の残業時間はどのくらいですか?』と質問したところ、「10時間未満」が全体の31.9%、「20時間以上20時間未満」が19.2%、「20時間以上」が24.9%となり、毎月定常的な残業が発生しているとの回答が76.0%に上ることが分かった。
また、『残業が発生している主な理由を3つ選んでください』とすると、「突発的なイレギュラー業務が発生するため」が46.32%で最多。「業務量に対して人手が不足しているため」が45.92%、「毎月の締め作業に時間がかかるため」が40.26%などと続いている。
『月次締め作業で残業が発生している理由を3つ選んでください』としたところ、「伝票や帳簿の入力・管理」が最も多く40.20%、「自社の請求書の発行・郵送」が35.00%、「売掛金・買掛金などの集計作業」が31.50%などと続き、請求書に関連する作業が上位を占めた。
79.1%が請求書発行の電子化で残業時間の削減に期待
『請求書の発行・受取について、それぞれの電子化の意向を教えてください』としたところ、請求書の発行について「全て電子化したい」が全体の44.6%、「切り替えが難しいものを除き、積極的に電子化したい」が44.4%となり、請求書発行側の電子化意向率は89%に上った。
また、『請求書の発行・受取の電子化を進めることで、残業時間はどのように変化しそうですか』と聞くと、自社が発行する請求書では「大きく削減できる」が36.5%、「ある程度削減できる」が42.6%となり、請求書発行側の削減期待率79.1%という結果も得られている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
フリー株式会社
https://corp.freee.co.jp/
フリー株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001550.000006428.html
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