ワークスアプリケーションズがクラウド請求書送受信サービスの利用実態を調査

クラウド請求書送受信サービスの認知率は89.9%

株式会社ワークスアプリケーションズが6月に、大手が中心のWAP顧客リストや一般社団法人日本CFO協会の会員リストにある企業(情報システム部門や財務・経理部門、経営企画部門などの人から合計100サンプルの回答を取得)を対象に、クラウド請求書送受信サービスの利用実態について調査を実施。その結果を6月25日に発表している。

同調査において『「クラウド請求書送受信サービス」についてどの程度ご存知ですか?』と質問したところ、「現在利用している」が全体の36.4%。「利用したことがある(現在利用していない)」が1.2%、「内容まで良く知っている」が28.7%、「名前は知っている」が23.6%で、同サービスの認知率が89.9%に上っていることがわかった。

また、『導入意向はありますか?』と聞くと「導入意向あり(サービスを選定中)」が9.1%、「導入意向あり(情報収集中)」が25.6%で、利用していない企業のうち34.7%が導入意向を示した。

「興味はある」の41.9%と合わせると全体の76.6%を占め、サービスや導入への興味関心度が高いことが窺える結果が得られている。

改善希望1位は「会計システムとの自動連携が不可」

前述の質問で「現在利用している」と回答した人に『クラウド請求書送受信サービスの総合的な満足度』について質問したところ、「満足」と「やや満足」が合計で89%。

また、『改善を希望する点はありますか?(複数回答)』と聞くと、「既存の会計システムと自動的に連携できない」が30.7%で最多。

「デジタルインボイス(Peppol)への対応が未定である」が17.3%、「支払い申請から承認、仕訳まで、スムーズに連携できていない」と「取引先に展開しづらい」が同率の13.8%、「使い勝手がよくない(UI、わかりやすさ)」が13.6%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社ワークスアプリケーションズ プレスリリース
https://www.worksap.co.jp/dcms_media/other/20240625.pdf

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