アルーが大手企業向けにおけるデータ活用推進状況などについて調査

33.4%が「データ活用が進んでいる」と回答

人材育成データ・機械学習技術などを活用し、社会人向け教育サービスの提供を行うアルー株式会社が、5月6日から5月13日にかけて従業員規模1,000人以上、課長以上の管理職を対象(回答数:302件、性・年代を均等割付)に、大手企業向けにおけるデータ活用推進状況と管理職自身の意識や課題について調査を実施。その結果を6月27日に発表している。

同調査で『データ活用が進んでいますか?』と質問したところ、「順調にデータ活用が進んでいる」が全体の33.4%。「一部でデータ活用が進みつつある」が52.0%、「あまりデータ活用が進んでいない」が14.2%、「全くデータ活用が進んでいない」が0.3%という結果が得られている。

「順調にデータ活用が進んでいる」と「一部でデータ活用が進みつつある」といった回答の割合から、進捗に差は多少あるものの、各企業においてデータ活用を積極的に推進しようとしている状況が明らかとなった。

データ活用推進で「専門性のある人材の不足」が壁に

『データ活用を推進していく上で、データリテラシー(統計知識、分析ツールの活用)に不安がありますか?』と聞くと、「はい」が全体の74.2%、「いいえ」が25.8%という結果が得られた。

前述の質問の結果も踏まえ、管理職個人としてはデータリテラシーに不安があり、企業の方針と管理職の実情にギャップがあることが推察できる。

また、『データ活用を推進する上での壁は何ですか?』とすると、「専門性のある人材の不足」の回答者数が155人で最多。

「使いづらい社内システム」が134人、「予算不足」が79人、「システムから落としたデータを加工しなければ目的に応じた活用ができない」が76人、「データ活用におけるプランニングがない/不十分」が65人、「データの更新がタイムリーでない」が62人などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

アルー株式会社 調査レポート
https://service.alue.co.jp/report/manager-2024

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