デジタルガレージが「DGFT請求書カード払い」に請求書の自動読み取り機能を追加

AI-OCRによって高い精度で自動読み取りが可能に

国内最大級の決済代行事業者である株式会社デジタルガレージ(以下、デジタルガレージ)が、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」に請求書の自動読み取り機能を追加したと、6月28日に発表している。

「DGFT請求書カード払い」は銀行振込による請求書の支払いをJCB、Visa、Mastercard、ダイナースクラブのクレジットカード払い(JCBブランドで発行されたプリペイドカードを除く)に切り替え、請求書をカード支払いする日と、カード利用料金の口座引き落とし日が異なることを利用して、実質的な支払い期日を最大60日延長するサービスだ。

これまでは取引先や振込先口座の情報など、請求書にある内容の入力が必要で、手入力による手間や誤入力などが発生するといった課題があった。

そこでデジタルガレージが請求書サンプルを用いた機械学習を繰り返し実施。同B2B決済サービスに最適化された自動読み取り機能の独自モデルを開発し、AI-OCR(光学文字認識:Optical Character Recognition)の活用により、請求書の自動読み取りを高い精度に行う機能を追加した。

多様な請求書フォーマットと9割以上の項目に対応

同機能は多様な請求書フォーマットに対応しており、「振込金額」や「支払い先法人」、「振込先金融機関/支店」、「振込先口座分類(普通/当座)」、「振込先口座番号/口座名義」、「支払い期日」など、9割以上の項目について自動読み取りが可能だ。

これにより、従来手入力で行っていた工数を10分の1以下に削減することができ、支払い手続きを効率化させられる。

なお、同B2B決済サービスは、取引先がカード決済に対応していない場合でも利用可能。中小事業者における季節要因による定期的な資金不足や、突発的な資金調達などをサポートする。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社デジタルガレージ プレスリリース
https://www.garage.co.jp/pr/release/2024062801/

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