リブ・コンサルティングが大企業、中堅・中小企業の生成AI実態調査結果を比較

大企業の課長職以上の41.1%が日常的に利用

株式会社リブ・コンサルティングが2月19日から2月22日に日本の大企業(年間売上高1000億円以上の企業)の課長職以上の504人を、また4月30日から5月6日に日本の中堅・中小企業(正社員30人から300人の企業)の課長職から経営者の303人を対象として、生成AIの利用実態に係る調査を実施。その比較結果を6月26日に発表した。

『生成AIの利用状況について教えてください』としたところ、大企業では「頻繁に(ほぼ毎日)利用」が10.5%、「たまに(週に数回程度)利用」が30.6%となり、大企業の課長職以上の41.1%が日常的(週数回以上)に生成AIを利用している実態が明らかとなっている。

また、『生成AI利用の現時点での「成果」について教えてください』とすると、大企業では「業務において大きな成果があった」が3.2%、中堅・中小企業では0.7%、大企業では「業務において成果があった」が19.6%。中堅・中小企業では10.2%となり、約2倍の差があることも分かった。

導入ハードル1位は大企業で「使用方法のノウハウ不足」

『生成AIの「導入段階」のハードルについて教えてください』としたところ、大企業では「使用方法のノウハウが不足している」が43.1%で最多。中堅・中小企業でも38.6%で2位となっており傾向が似ている。

その一方で大企業では「セキュリティ面で課題がある」が33.1%で2位。中堅・中小企業では17.5%で7位と両者に大きな差があることも分かった。

また、『業務と今後の生成AIの関係について教えてください』とすると、大企業では「自分の業務に大きなプラスの影響を与える(業務のアシストなど)」が12.3%、中堅・中小企業では6.9%、大企業では「自分の業務にプラスの影響を与える」が52.4%、中堅・中小企業では39.6%で傾向が似ていることも明らかとなった。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社リブ・コンサルティング プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000196.000042601.html

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https://www.libcon.co.jp/topics/survey-aix202406/

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