「Contract One」が検索機能を強化、「原本そのまま検索」機能を実装

働き方を変えるDXサービスを提供しているSansan株式会社が、「Contract One（コントラクトワン）」に「原本そのまま検索」機能を実装したと、7月2日に発表している。

「Contract One」は「現場の習慣を変える、契約データベース」をコンセプトに、Sansanが長年培ってきた技術を活用してアナログ媒体をはじめ、あらゆる形式の契約書を正確にデータ化するクラウド型の契約データベースだ。

紙の契約書の製本から押印や郵送業務、電子保存などをオンラインで一元管理できるほか、紛失や確認漏れなどの人的ミスが防げるため、多重契約の締結や予期せぬ費用の発生も避けられる。

これまで実務において、データ化された契約情報から必要な条文やキーワードを簡単に抽出する際には、原本をダウンロードして手元で最終確認することが多く時間を要していた。

そこで「原本そのまま検索」機能では、検索したいキーワードを入力すると該当箇所がハイライトで表示されるようにし、検索が難しかった図表内や手書きの文字情報、印章まですばやく確認できるようにした。

契約書には重要情報の1つである企業間取引条件が明記され、専門用語や独特な言い回しだけでなく、図表や手書きで記入されている場合もあり、その内容の把握が難しいことが課題となっている。

「Contract One」ではこれまでもAI検索機能を実装するなど、必要な情報を効率的に把握できる環境を提供してきたが、法務担当者だけに限らず契約に携わるビジネスパーソンがより簡単かつ正確に契約情報を把握できるようにするため、今回の「原本そのまま検索」機能を実装し検索機能の強化を図っている。

なお、同機能で検索した箇所は、そのままコピー＆ペーストすることができ、新規で契約書の作成する際にも簡単に引用が可能だ。

（画像はプレスリリースより）

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/20240702.html