出力されたPDFを送付単位ごとに自動分割
freee株式会社(以下、freee)が、電子請求書発行サービス「freee請求書」にPDFインポート機能(β版)を追加したと7月10日に発表している。
「freee請求書」はインボイス制度に対応した請求書ツールで、金額入力するだけで自動計算が行われ、適格請求書の項目も満たした請求書の発行が可能だ。電子帳簿保存法にも対応しており、請求書や納品書を作るだけで、インボイスの電子保存が完了するほか、同法で定められている削除履歴・訂正要件・検索要件にも対応している。
各企業では請求書の発行に基幹・販売管理システムを利用するケースが多いが、送付機能が備わっていないシステムの場合、発行した請求書を電子送付するために出力したPDF形式の請求書データを、ほかの帳票発行システムに取り込む必要がある。
しかしながら、基幹・販売管理システムでは送付先ごとに請求書(PDF)の出力は不可で、同システムの改修や自社での分割作業を行うためのコストや負担が大きくなるなど、大きな課題になっていた。そこで今回、同機能を追加。事前設定ルールに基づいて、同システムから出力されたPDFを送付単位ごとに自動分割できるようにした。
PDFをインポートするだけで簡単に電帳法などに対応
「freee請求書」のPDFインポート機能(β版)で分割された請求書は、請求年月日・取引先名・請求金額などのデータが自動取得されて、「freee請求書」に反映されるため、PDFをインポートするだけで迅速かつ効率的に電子送付や電子帳簿保存法への対応が可能となった。
また、請求書の送付方法はメール送信のほか、freeeによる郵送代行の選択も可能。同機能の初期費用は無料で、月額費用は6,730円(税抜き)からとなっている。
なお、Storylaneにおいては同機能による請求書の分割・送付の無料体験も可能だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
freee請求書 PDFインポート機能(β版)
https://www.freee.co.jp/
freee株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001572.000006428.html
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