オリィ研究所が「障がい者雇用のテレワーク実態調査」を実施

テレワーク就労メリット「出社範囲外の求人に応募可能」

株式会社オリィ研究所が6月29日、テレワークに特化した障がいがある人のための人材紹介サービス「FLEMEE」のサービス登録者を対象(有効回答数:108件)として、「障がい者雇用のテレワーク実態調査」を実施。その結果を7月17日に発表している。

同調査において『テレワーク就労においてメリットだと思うことを選択してください(複数回答)』と質問したところ、「移動がないことで時間を有効に使える」が81%で最多。

それ以外には「居住エリア以外の就職・転職の選択肢が得られる」が63%、「出社範囲に応募できる求人がないことを解決できる」が54%、「コミュニケーションのストレスやトラブルが減る」が50%などといった結果が得られている。

また、自由回答として「ストレスが減り、朝しんどくても休まず出勤して仕事ができること。私でも仕事を続けられるという自信が持てるようになったこと」や、「通勤の体力消耗・ストレス負荷が少なく、業務に集中するための自己管理能力が高まる」などといった声も寄せられた。

「コミュニケーションがとりにくい」というデメリットも

前述の質問で「コミュニケーションのストレスやトラブルが減る」が50%になった一方で、『テレワーク就労においてデメリットだと思うことを選択してください(複数回答)』と質問すると、「コミュニケーションがとりにくい」が41%という結果も得られており、テレワークにおけるコミュニケーション面で、メリットとデメリット双方を感じていることが分かっている。

また、テレワーク就労のデメリットに関しての自由回答では、「顔を合わせたコミュニケーションは少なくなるため、体調などを言葉で表現しなくてはならない」や、「自分から連絡できるタイプでないと、コミュニケーションがとりにくい(双方)」といった声が寄せられた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社オリィ研究所 プレスリリース
https://orylab.com/

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