生成AIを「積極的に活用している」はわずか12%
DX HRコンサルティング事業や、デジタル人材育成事業などを展開するワークスアイディ株式会社が6月18から7月29日にかけて、ワークスアイディ主催のウェビナーに申し込んだ人(有効回答数:223人)を対象に、「ビジネスにおける生成AI活用の現状と課題に対する意識調査」を実施。その結果を9月9日に発表している。
同調査において『ビジネスにおける生成AIの活用状況』について質問したところ、「積極的に活用している」が全体の12%。
「一部の人のみが活用している」が26%、「試験的に活用している」が36%、「まだ活用はしていない」が26%となり、生成AIを積極的に活用している企業は全体のわずか12%にとどまっていることが分かった。
その一方で「一部の人のみが活用している」や「試験的に活用している」の合計が半数以上となり、段階的に活用を開始している企業もあることが窺える。
生成AIを活用したい業務1位「マーケティング・広報」
『生成AIの導入・活用にあたって障壁になっているもの・なったものは何ですか』と質問したところ、「結果の正確性が担保できない」が70票を超える得票数で最も多くなり、「具体的な活用法が思い浮かばない」、「まだ社内規制の整備ができていない」などと続く。
また、『AIをどんな業務に生かしていきたいですか(複数回答可)』と聞くと、「マーケティング・広報」が70票を超える得票数で最多。「IT部門」、「営業・接客」、「製品開発」、「カスタマーサポート」、「人事・総務・法務」、「生産管理・在庫管理」、「従業員教育」などと続いた。
なお、そのほかの回答として「ノウハウ継承」や「資料作成の補助」、「経理」などもあり、企業は生成AIの潜在的なメリットを理解しているが、その実践に移行するための具体的な手段が見つけられていないことが窺える結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ワークスアイディ株式会社 プレスリリース
https://www.worksid.co.jp/news/m9uajk4k_r7/
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