「各家庭のIT環境とITリテラシーの違い」がハードル
NAVER Corporationが6月14日から7月31日にかけて、グループのための無料コミュニケーションアプリ『BAND』の利用者377人を対象に、「教育現場のDX化推進に向けた最新調査」をインターネット上で実施。その結果を9月13日に発表した。
『教育現場でのDX化におけるハードルは何だと思いますか』と質問したところ、「各家庭のIT環境とITリテラシーがまちまち」が165票で最多。
「アプリ・設備などの導入にかかる財源の確保が難しいこと」が144票、「現場にうまく動いてくれる人材がいないこと」が107人、「決定権者があまりDX化、ICT化に積極的でないこと」が93人、「行政からのサポートが足りないこと」が85票などと続いた。
教育現場では家庭ごとのITリテラシーや予算の違いなどが、DX化を進める際の主な障害であることが明らかとなっている。
DX化に最も期待すること「教員の業務負担軽減」が1位
『教育現場でのDX化により最も期待するものを選択してください』としたところ、「教員の業務負担軽減」が最も多く206票。
「各種連絡やコミュニケーションの効率化」が179票、「生徒のITスキルアップ」が146票、「生徒へのより個別化した指導の提供」が138票、「リモート授業など、場所を選ばない学習環境の提供」が130票で、教員の業務負担を軽減し、連絡業務やコミュニケーションを効率化することが求められていることが分かっている。
また、『現在所属している教育現場であなたが活用する頻度の高い連絡手段3つを選択してください』とすると、「紙」が227票で最多。
「メール」が219票、「電話」が214票、「アプリなどのICTツール」が205票、「ホームページ」が110票などで、多くの教育現場において旧来の連絡手段が依然として使用されていることも明らかとなった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
NAVER Corporation
https://www.navercorp.com/en
NAVER Corporationのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000110660.html
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