複数の取引先宛て請求書のPDFを自動で分割
経理業務の自動化システムを展開する株式会社invox(以下、invox)が、請求書発行システム「invox発行請求書」に請求書PDFの自動分割機能を追加したと9月10日に発表している。
「invox発行請求書」では販売管理システムなどから出力するCSVデータや、PDFデータを取り込み、請求書の作成業務をサポートしてきたが、「複数の取引先宛ての請求書が1つのPDFにまとまって出力されるため、自社で分割することが難しい」といった旨の相談を受けることが多かった。
そこでinvoxが今回、同請求書発行システムに取り込んだ請求書PDFの自動分割機能を追加。販売管理システムなどから出力したPDFをそのまま取り込むだけで、指定したページ数ごとに分割し、それぞれ1件の請求書として反映されるようにした。
分割できるファイルのページ数は最大1,000ページ
「invox発行請求書」ではインボイス制度に対応した紙や電子などの媒体の請求書を発行し、売上計上や入金消込・督促まで自動化が可能。請求書だけでなく見積書や納品書、支払通知書などといった書類を自由なレイアウトで発行できる請求書発行システムだ。
従来の複数の取引先宛て請求書では、請求番号の下にページ数が表示されており、指定のページの前/後ろでPDFの分割が可能。分割できるファイルのページ数は最大1,000ページとなっている。
また、請求書上部に発行元情報が記載されている場合は、「特定の文字列が含まれるページの前で分割」の欄の設定と、ページの上部からの範囲指定、「特定の文字が読み取れたら分割する」といった簡単な設定で分割が可能だ。
なお、既存機能である取り込んだPDFに印影を追加する機能と、ワークフロー機能を組み合わせることで、印刷した請求書を回覧し、承認のために押印する業務フローの電子化もできる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
invox発行請求書
https://invox.jp/send/
株式会社invoxのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000054319.html
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