八千代エンジニヤリングが「設備保全システムの利用状況に関する調査」を実施

課題1位は「故障・修理に時間がかかる」で52.4%

八千代エンジニヤリング株式会社が5月23日から5月28日にかけ、全国の製造業・建設業・鉄鋼業の設備保全担当者500人を対象に、「設備保全システムの利用状況に関する調査」を実施。その結果を9月13日に発表した。

同調査で『設備保全業務で課題だと感じている項目を教えてください(複数回答)』と質問したところ、「故障・修理に時間がかかる」という項目で「非常に感じる」が全体の14.2%、「感じる」が38.2%で、「非常に感じる」と「感じる」の合計割合が全ての項目の中で最も多くなった。

次いで「保全業務が属人化しており引き継ぎが困難」は「非常に感じる」が11.0%、「感じる」が39.2%、「保全業務にかかわる改善サイクルをもっと早くしたい」は「非常に感じる」が10.2%、「感じる」が37.6%、「データがバラバラになっていて管理が煩雑」は「非常に感じる」が9.6%、「感じる」が36.2%などといった結果が得られている。

経営層の86%が「点検記録の時間短縮が可能」と回答

システムを利用していると回答した248人を対象に『メインで利用中のシステムの特徴について、どの程度あてはまると思いますか(複数回答)』と質問したところ、「紙資料に書き写すことなく保全記録をまとめられる」の項目では、「非常に感じる」が全体の14.1%、「感じる」が46.4%で、「非常に感じる」と「感じる」の合計割合が60.5%と全ての項目の中で最も多くなった。

また、『メインで利用中のシステムの特徴について、どの程度あてはまると思いますか「現場での点検記録の時間を短縮することができる」』と聞くと、経営層全体の86%が「あてはまる」と回答。担当者層ではその割合がわずか33%で、経営層と現場担当者では実感している効果に認識の差があることが分かっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

八千代エンジニヤリング株式会社
https://www.yachiyo-eng.co.jp/

八千代エンジニヤリング株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000133910.html

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