『マネーフォワード クラウド』、AI-OCR機能で仕訳の一括登録が可能に

AI-OCRで証憑を読み取り、仕訳登録を一括で完了

株式会社マネーフォワードが、『マネーフォワード クラウド会計』および『マネーフォワード クラウド確定申告』の「AI-OCRからの入力」機能をアップデートし、証憑データをAI-OCRで読み取り、「仕訳候補」画面から一括で仕訳を登録できるようにしたと、9月12日に発表している。

これまでの「AI-OCRからの入力」機能では、証憑の一括アップロードから仕訳候補作成までが可能だったが、今回のアップデートによって、複数の仕訳候補を一度に登録できるようにした。

これにより、ユーザーは複数の証憑をまとめてアップロードしたあと、電子帳簿保存法に基づく書類区分の一括変更を行い、仕訳登録までを一括で進めることが可能。この一連のプロセスを一気通貫で処理できるため、従来の手入力業務が大幅に削減されるとともに、業務の効率化を実現できる。

仕訳登録する項目を選択、「一括登録」ボタンを押すだけ

『マネーフォワード クラウド会計』は、クラウド上での取引入力や仕訳の自動化を行うことで、会計業務の効率を大幅に向上させる。また、税法改正や消費税増税といった法的変更にも迅速に対応するため、ユーザーは常に法規制を気にする必要がなく安心して利用が可能だ。

「マネーフォワード クラウド確定申告」は青色申告や白色申告に対応しており、確定申告書や青色申告決算書、収支内訳書などといった確定申告に必要な書類の自動作成が可能だ。

今回アップデートされた機能では、各管理画面の「自動で仕訳」ボタンをクリックして仕訳候補を開き、仕訳登録したい項目を選択、「一括登録」ボタンを押すことで複数の仕訳候補が一度に登録できる。

なお、「取引日が会計期間外の仕訳候補」や「金額が入力されている仕訳行の勘定科目が未選択の仕訳候補」、「貸借が不一致の仕訳候補」は一括登録ができないため注意が必要だ。

(画像はプレスリリースより)

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マネーフォワード クラウド会計サポートサイト プレスリリース
https://biz.moneyforward.com/

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