大和財託が電子契約サービス「CLOUDSIGN」を導入

年間2,000部もの契約書類のペーパーレス化に期待

大和財託株式会社が、電子契約サービス「CLOUDSIGN」を導入し、これまで不動産投資コンサルティング事業と、建築請負事業の2つの部署で発生していた契約書類の電子化を行っていくと、9月10日に発表している。

不動産業界ではこれまで契約は書面で行うことが義務付けられていたが、宅建業法・建設業法の改正により、電子契約が可能となった。現在も対面で契約を結ぶため紙ベースの契約書を使用する企業は多く存在しているが、大和財託はいち早く電子化を実現し、ペーパーレス化を推進している。

そんな中、同社では同電子契約サービスの導入し、不動産投資コンサルティング事業における契約時の重要事項説明書や物件状況報告書、決済時の受領書や引渡完了確認書など合計10種類を電子化。

建築請負事業においては契約時の建築工事請負契約書や委任状、引き渡し時の追加・変更工事御注文承り書、建物引き渡し清算書など合計7種類、月間平均契約数で算出すると、年間2,000部もの契約書類のペーパーレス化に期待を寄せている。

電子化した書類を用いて社内での確認フローを実施

同社の不動産投資コンサルティング事業と建築請負事業においては、「CLOUDSIGN」によって複雑な関連資料などを電子化し、顧客の署名・押印などの負担を軽減。電子化した書類を用いて社内での確認フローを行うことで作業面の時間短縮につながるなど、業務の効率化も見込まれている。

また、契約した書類などをクラウドに保存するすることで、永久的な管理が可能。紙ベースの書類ではないため、火事や紛失によるリスクもなくせるなど、ペーパーレス化以外にもさまざまな相乗効果を生みだす。

同社は今後も環境保護となるペーパーレス化を通じて、今後もSDGsに貢献。サステナビリティへの取り組みを推進していく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

大和財託株式会社 プレスリリース
https://yamatozaitaku.com/news/240910-2/

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