髙松エステートが全店舗で「電子契約くん」を導入、電子契約が可能に

内見予約・入居申込・契約など、一連の業務を電子化

イタンジ株式会社(以下、イタンジ)が10月から、髙松エステート株式会社(以下、髙松エステート)の大阪および名古屋拠点に、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を導入する。これにより関東・関西地域を中心に35,000戸以上の管理物件を有する髙松エステートの全店舗で電子契約が可能になると、9月17日に発表した。

2022年5月に施行された改正宅地建物取引業法によって、賃貸借・売買契約における重要事項説明や書類(34条の2、35条、37条書面)の電子交付が認められた。この法律改正を背景に、賃貸借契約の完全電子化が実現できるようになったため、業界において電子化へのニーズが急速に高まっている。

髙松エステートは2020年10月から、イタンジが提供する賃貸住宅の内見予約受付システム「内見予約くん」や、賃貸不動産の申込受付システム「申込受付くん」を順次導入。内見予約や入居申込手続き、審査までのプロセスを電子化し、業務の効率化が進められていた。

今回、「電子契約くん」の導入で契約書の郵送が不要となり、審査完了後には賃貸借契約を最短即日で締結することが可能となる。

大阪・名古屋拠点も含め、全店舗でオンライン契約を実現

「電子契約くん」では、入居申込情報と連携することによって契約内容の重複入力を省き、契約書の郵送も不要となるほか、審査完了後には即日で契約締結が可能となる。

さらに、賃貸保証契約や駐車場契約も電子化でき、書類は不動産会社の要望に応じてカスタマイズ可能。契約書のデータは電子化され、不正アクセスやデータ損傷を防止、総務省の指針に基づいたタイムスタンプも活用し、安全性も確保されている。

これらによって、髙松エステートの全店舗においても賃貸借契約をスムーズに進められるようになり、契約プロセスにおける業務の効率化を実現する。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

イタンジ株式会社 プレスリリース
https://www.itandi.co.jp/news_posts/1274

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