TOKIUMが「請求書処理に関する実態調査」を実施

請求書処理の課題1位「さまざまな形式で届くため煩雑」

請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」や、経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」などを提供している株式会社TOKIUMが、8月22日から8月23日にかけて、全国の請求書の受領および処理に携わる従業員1,100人を対象に「請求書処理に関する実態調査」を実施。その結果を9月25日に発表した。

同調査において『受領した請求書の処理についてどのような課題を感じていますか?』と質問したところ、「紙やメールなど様々な形式で請求書が届くため煩雑」が44.4%で最多。

「請求書の紛失や提出し忘れが発生する」が36.4%、「取引内容と請求書の内容とに相違がないかの確認」が35.2%、「インボイス制度に対応できているかの確認」が24.0%、「課題に感じることはない」が22.0%などと続いた。

また、『担当している取引先から受領した請求書に関して、支払い漏れを起こしたことがありますか』と聞くと、「はい」が全体の45.2%、「いいえ」が54.8%といった結果が得られている。

電子請求書の普及が進み、紙の請求書との混在に懸念も

『請求書の支払い漏れが発生すると、下請法やフリーランス・事業者間取引適正化等法(令和6年11月1日施行)違反となる可能性があることを知っていますか?』と質問したところ、「いいえ」が全体の41.0%となった。

また、『2024年10月に予定されている郵送料値上げに伴い、紙の請求書の送付について対策をしていますか、あるいは対策を予定していますか』と聞くと、「電子請求書発行システムを導入する」が全体の28.5%。

「電子メールでのファイル添付に切り替える」が19.9%、「特に対策の予定はない」が43.0%などといった結果が得られた。

電子請求書の普及が進むことが想定される中で紙の請求書と混在し、請求書処理はより煩雑になることが懸念されている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社TOKIUM プレスリリース
https://corp.tokium.jp/news/1hf3odkv21/

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