タクシーチケットの電子化で人手不足などを解消
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(以下、日立ソリューションズ・クリエイト)が9月27日に、「電子タクシーチケットサービス」の提供を開始したと発表している。
同サービスは、スマートフォンを用いた電子決済システムを採用しており、専用の決済端末が不要なため、タクシーチケット事業者および利用企業の双方にとって、低コストでの導入が可能となっている。紙のタクシーチケットの発行・保管・送付といった手間がなくなるだけでなく、利用後の紙の仕分け作業や請求書の作成・送付といった管理工数の大幅な削減にもつなげられる。
昨今、日本の少子高齢化の影響による労働者不足がタクシー業界でも深刻化しており、業務効率化や働き方改革が重要な課題となっている。日立ソリューションズ・クリエイトは、2001年から20年以上にわたりタクシー専用の決済カード「CAB CARDサービス」を提供しており、300社以上のタクシー会社、3,000社以上の利用企業に利用されてきた。
この豊富な経験・ノウハウを基にタクシーチケットの電子化を進めることで、紙のタクシーチケット管理の煩雑さを解消。タクシーチケット利用の促進につなげるほか、業界全体の効率化に寄与し、人手不足の解消にも貢献していくとしている。
タクシーチケットの在庫がウェブ上で管理可能
「電子タクシーチケットサービス」は導入に際して特別な機器が不要で、既存のスマートフォンを利用することで、紙のチケットでは必要だった一連の管理業務が簡略化されることがメリットの1つ。
また、利用状況がほぼリアルタイムで確認が可能。有効期限や利用限度額をシステム的に制御できるほか、スマートフォンの位置情報から乗車地・降車地の把握が可能で、不正利用の抑止にもつながる。
タクシーチケットの在庫は、ウェブ上で管理するため、管理中の紛失や盗難リスクも低減できる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社日立ソリューションズ・クリエイト プレスリリース
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/
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