『インボイス制度施行から1年が経過した現状に関する実態調査』を実施

インボイス制度に「対応できている」が60.5%

株式会社インフォマートが9月13日から9月20日にかけて、企業のバックオフィス業務をデジタル化するクラウドサービス「BtoBプラットフォーム」の利用企業と、未利用の一般企業の6,915人を対象に『インボイス制度施行から1年が経過した現状に関する実態調査』を実施。その結果を10月18日に発表した。

同調査において『インボイス制度対応の状況について聞かせてください』と質問したところ、「対応できている」が全体の60.5%で最も多く、「おおむね対応できている」が32.1%などといった結果が得られている。

『インボイス制度開始後における請求書の発行・受領業務で今までとの処理時間の相違を教えてください』とすると、発行業務では「会社として処理時間が増えた」が26.2%、受領業務では32.3%となっていることが分かった。

最も苦労することは「適格請求書の記載要件チェック」

『インボイス制度の開始後、一番苦労していることは何ですか(複数回答可)』と質問したところ、「発行する適格請求書の記載要件チェック」が13.6%で最多。「取引先ごとの消費税額と消費税区分のチェック」が13.3%、「不備があった場合の修正対応」が13.0%などと続く結果が得られている。

紙でのやり取りが多い業界別に結果を見ると、フード業界では「取引先ごとの消費税額と消費税区分のチェック」が最も多く21.2%、建設業界では「適格請求書発行事業者と免税事業者等の管理」が17.5%で最多となった。

また、『インボイス制度開始後、電子で発行する請求書は増えましたか』と聞くと、「増えた」が21.3%、「少し増えた」が30.6%で、「増えた」の回答が51.9%に上った。

また、『電子で受領する請求書は増えましたか』と聞くと「増えた」が35.0%、「少し増えた」が44.2%で、「増えた」の回答が79.2%となった。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社インフォマート プレスリリース
https://corp.infomart.co.jp/news/20241018_5626/

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