セキュリティ対策の年間予算の1位は「300万円未満」
サイバーセキュリティに関するプロダクト開発・サービス事業を展開するエムオーテックス株式会社が、6月28日から7月2日にかけて、従業員数101人以上の企業の経営層1,003人を対象に、「企業のセキュリティ対策実態調査」を実施。10月17日にその結果をレポートとして発表した。
同調査において『経営する企業が属する業界を教えてください』としたところ、「製造業」が全体の25%、「建設業」が10%、「情報通信業」が9%、「卸売業・小売業」が7%、「金融業・保険業」が6%などとなっている。
『経営を行う上で何を重視していますか』と質問すると、「売り上げ・利益の向上」が54%で最多。「法令遵守・コンプライアンス」が53%、「セキュリティ対策の強化」が45%などと続いた。
また、『セキュリティ対策の年間予算を教えてください』とすると、「300万円未満」が最も多く全体の30%。「300~500万円」が19%、「500~1,000万円」が13%、「1,000万円以上」が20%などという結果が得られている。
セキュリティ予算を昨年度比で「増やした」が41%に
『昨年度からセキュリティ予算を増やしましたか』と質問したところ、「増やした」が全体の41%、「減らした」が17%、「変化なし」が34%などといった結果が得られた。
また、『予算を増やした理由を教えてください(任意回答)』とすると、「サイバーセキュリティや情報漏えい対策強化のため」や「ランサムウェアなどの脅威やリスクが増えているため」、「実際にサイバー攻撃の被害を受けたため」、「取引先からの要望があったため」などといった理由が挙げられている。
『セキュリティ製品の導入を判断する際、何を重要視していますか』と聞くと、「費用対効果」が53%で最多。「導入実績」が37%、「サポート体制・アフターサービスの有無」が34%と続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
エムオーテックス株式会社 プレスリリース
https://www.motex.co.jp/
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