文書情報を自動で抽出できる「AI契約書管理機能」
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社NXワンビシアーカイブズが10月15日から、提供する電子契約・契約管理サービス『WAN-Sign』に「AI契約書管理機能」を追加したことを発表している。
『WAN-Sign』は契約書の原本管理・保管や電子化を、1つのプラットフォーム内で提供する特許取得(特許番号:特許第6898416号)の電子契約・契約管理サービスだ。承認漏れを防ぐワークフローの固定設定や、ユーザー権限の詳細設定、IPアドレスによるログイン制限などといったセキュリティ機能が備わっていることも特徴の1つだ。
今回同サービスに「AI契約書管理機能」を追加。『WAN-Sign』に書面契約登録を行った契約書のPDFファイルをAIが読み取り、文書情報を自動で抽出できる新機能となっている。
同機能により、契約書情報の入力作業が簡素化され、契約書の一元管理を実現。抽出可能な項目(契約相手の名称、契約金額、契約日、契約満了日、自動更新の有無など)が電子帳簿保存法の検索要件にも対応しており、業務効率の向上に寄与することが期待される。
「文書電子データ管理料 大容量プラン」 の利用が条件
『WAN-Sign』には5,000件ごと10,000円/月の「通常プラン」と、200GBまで30,000円/月の「文書電子データ管理料 大容量プラン」が用意されている。
「AI契約書管理機能」を使うには、「文書電子データ管理料 大容量プラン」を利用する必要があるが、追加料金などはなく利用が可能だ。
AIの解析結果を100%保証するものではなく、手動での確認と修正が必要な場合があるため注意。日本語以外の書類や添付ファイルは解析対象エラーとなる可能性があるほか、添付ファイルは解析対象外となる。
(画像は株式会社NXワンビシアーカイブズ ホームページより)
外部リンク
株式会社NXワンビシアーカイブズ プレスリリース
https://www.wanbishi.co.jp/information/241016120000.html
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