jinjerが「人事労務業務の生成AI利用に関する実態」調査を実施

業務で生成AIを「利用している」は34.3%

jinjer株式会社が、10月11日から10月13日にかけて、企業の人事担当者360人を対象とした「人事労務業務の生成AI利用に関する実態」調査を実施。その結果を10月23日に発表した。

同調査において『業務で生成AIを利用していますか』と質問したところ、「利用していない」が38.5%で最多。「既に業務で利用している」が34.3%、「現状は利用していないが、今後業務で利用する予定」が18.1%などと続き、56.6%が利用していないことなどが分かった。

『生成AIを人事労務領域で扱う際の課題は何ですか(複数回答可)』と聞くと、「人/組織など、人事情報を多く扱うため使える業務が限られること」が最も多く41.1%。

「属人的な業務が多く、使える業務が限られること」が40.5%、「社内で利用制限がかけられているため、使える業務が限られること」が38.4%などといった結果が得られた。

生成AIの利用目的1位は「文書作成業務の効率化」

前述の質問において生成AIを「利用している」と回答した人事担当者に対し、『生成AIを利用する目的は次のうちどれにあてはまりますか(複数回答可)』と質問したところ、「メールや報告書など、文書作成業務を効率化するため」が65.4%で最多。

次いで「文章の添削を行うため」が47.6%、「企画等アイデア出しの際に利用するため」が44.3%などとなった。

また、『今後、人事労務の業務で生成AIを活用する場合、どのような機能があると便利だと思いますか(複数回答可)』と聞くと、「人事労務に関する問い合わせ対応業務を、AIで自動で行ってほしい」が最も多く36.5%。

「従業員や管理者の情報入力AIを活用して簡素化したい」が32.0%、「人事データを元に課題や解決策を提案してほしい」が31.2%などと続く結果が得られている。

出典元:jinjer株式会社
(画像はプレスリリースより)

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