年内には「PayPay」でデジタル給与受取が可能に
web給与明細サービスやweb雇用契約書サービスなどを提供する株式会社エーピーシーズ(以下、エーピーシーズ)が、給与前払いサービス『速払いサービス』について、「給与デジタル払い」に対応することを10月18日に発表した。
従来の『速払いサービス』では、給与前払い金の受け取り方法が銀行振込となっていたが、2022年11月に行われた労働基準法施行規則の改正で、~payなどといった「デジタルマネー」での給与支払いが2023年4月から解禁となったことなどを受け、2024年内までに「給与デジタル払い」にも対応する予定だ。
エーピーシーズによれば、その第1弾として年内を目途に全ての企業で「PayPay」によるデジタル給与受取を可能にし、速払いサービスの機能改修も行っていくとしている。
従業員の給与受取の自由度が高まり、定着率などの向上に
『速払いサービス』では本来の給与支払い日前に給与額の一部の支払(受取)ができるため、従業員の給与受取の自由度が高まり、「採用効率」や「定着率」、「職場満足度」の向上などにつなげられる。
同サービスで対応予定の「給与デジタル払い」では、従業員が「賃金のデジタル払い」に同意した場合にのみ、厚生労働大臣が指定する「資金移動業者」の口座への賃金支払いが可能だ。
なお、『速払いサービス』では導入企業と従業員の間では毎月の給与払いなど、運用は全て従来と同様となっているが、導入企業が給与前払い制度に関する運用業務をapソリューションサービス『apseeds』に委託(受託)し、福利厚生制度として給与前払いを任意で従業員と契約・利用してもらうことができる。
このように“業務委託型”でサービス提供を行うため、「賃金支払いの五原則(全額払い)」などの法的リスクの心配がなく運用できることも特徴の1つとなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社エーピーシーズ
https://www.apseeds.co.jp/
株式会社エーピーシーズのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000017709.html
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