ランサーズが「インボイス制度に関する実態調査」を実施

制度のために実践「研修やセミナーに参加した」が最多

ランサーズ株式会社が、10月28日から11月1日にかけて、フリーランスマッチングプラットフォーム『Lancers』に登録しているユーザー617名(受注者のみ、有効回答数:617人)を対象に、「インボイス制度に関する実態調査」を実施。11月22日にその結果を発表した。

同調査で『インボイス発行事業者として登録していますか』と質問したところ、「はい」が全体の28.7%、「いいえ」が71.3%となり、多くのフリーランスが登録を見送っていることが分かった。制度対応の負担や必要性の低さが影響していると考えられている。

『インボイス制度のために新しく導入したこと、実践したことはありますか(複数回答可)』と聞くと、「研修やセミナーに参加した」が26.9%で最多。

「会計ソフトやSaaSツールの導入」が16.9%、「その他」が18.3%、「業務委託契約の内容を再確認・変更した」が14.6%などと続いた。

インボイス発行事業者に登録したメリット「特になし」

『インボイス発行事業者に登録したことによって得たメリットはありますか(複数回答可)』と質問したところ、「特になし」が最も多く66.2%。「取引先との信頼関係が強化された」が19.0%、「取引の透明性が向上した」が10.3%などといった結果が得られている。

また、『インボイス発行事業者に登録したことによって、取引先からの発注・業務量に影響はありましたか』と聞くと、「受注・業務量が増加した」が4.5%、「変わらない」が71.8%などとなった。

『インボイス発行事業社に登録する際、どのようなサポートがあればハードルが下がると感じますか(複数回答可)』と質問すると、「シンプルな手続きガイド」が19.2%で最多。

「税務や経理に関するサポート」が15.2%、「自動化された会計ソフトやツールの提供」が14.0%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

ランサーズ株式会社 プレスリリース
https://www.lancers.co.jp/news/pr/23874/

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