Helpfeelが「企業の生成AI導入」に関する実態調査を実施

生成AI導入、その効果に満足しているのは88.4%

株式会社Helpfeelが10月3日から10月5日にかけて、有料の生成AIを導入している企業のツール導入立案者または運用担当者1,007人を対象に、「企業の生成AI導入」に関する実態調査を実施。その結果を11月29日に発表した。

同調査において『社内に生成AIを導入した理由を教えてください(複数選択可)』としたところ、「リサーチ・分析のため」が最も多く33.4%。「顧客対応の自動化のため」が32.5%、「メール・企画書などの文書作成のため」が29.6%などと続いた。

『生成AIを導入して、その効果に満足していますか』と聞くと「とても満足している」が全体の30.4%、「やや満足している」が58.0%となり、全体の88.4%が生成AIに満足していることも分かっている。

77.6%が生成AIに「課題を感じた」と回答

『生成AIを導入してみて課題を感じましたか』と質問したところ、「かなり課題を感じた」が全体の19.5%、「やや課題を感じた」が58.1%で、全体の77.6%が生成AIに課題を感じていることも分かった。

また、前述の質問の回答別に課題感を調べると、「かなり課題を感じた」では「リサーチ・分析のため」が最も多く40.6%、「やや課題を感じた」でも「リサーチ・分析のため」が34.5%で最多。

「あまり課題を感じなかった」では「情報収集のため」が25.8%で最多。「まったく課題を感じなかった」では「情報収集のため」が34.3%で最も多くなった。

前述の質問で「かなり課題を感じた」や「やや課題を感じた」と回答した人に、『生成AIを導入してみてどのような点に課題を感じましたか(複数選択可)』と聞くと、「データプライバシーの懸念」が37.0%で最多。「情報漏洩・セキュリティ面の懸念」が36.8%、「ハルシネーションの発生」が30.8%などとなっている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社Helpfeel
https://corp.helpfeel.com/ja/home

株式会社Helpfeelのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000360.000027275.html

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